2008年 綾部サマーカップ 報告 【前田】
8月2日・3日と表記の大会に参加させて頂きました。
2日間とも非常に気温が高くて参加人数も少なく、またマイクロバスに行き帰りで4時間近く要するなど条件は決して良いとは言えませんでしたが、参加者全員、大きな怪我等もなく無事に終了いたしました。
今回のテーマは常に掲げている『観る』という事と、『観てもらうようにする』という事でした。
『観る』という事がまだまだ不十分な選手たちにおいて、周りの選手の協力が必要になってきます。
そこで、周りの選手がオープンスペースを見つける・声を出して呼ぶ・体のモーションで要求するなどボールに関係のないところで仲間を助けてあげるプレーをテーマとして掲げました。
8月2日 vs.綾部 1-3 得点者 小西一輝
vs.レジョーネ 1-4 得点者 西林優成
8月3日 vs.アドバン 0-1
vs.宮津 1-2 得点者 永野湧哉
初日はテーマに対して取り組もうとするも、なかなか自分達のボールになる機会が少なく
チャンスを作ることは出来ませんでした。また、技術面では相手選手とレベルの差はなく、フィジカル面でもそれほど負けている状況ではなかったのですが、暑さや練習参加不足など自分達ができる精一杯のことをやらなかった事が目につきました。
帰りの車内では選手だけのミーティングを行い、次の日のアップ開始前にも行いました。
2日目も相手のレベルとしては大差がなく、敵は自分たち自身であることに選手たちは気づいたと思います。
特に自分たちでミーティングをした事により、選手たちの『やらなくてはならない事』への執着が生まれました。2試合目の得点がそれであり、ゴールまで相手選手に引っかかる事無く、5人の選手が関わり、全てがダイレクトプレーによるものでした。
やればできること、やろうとする気持ちが大切だということに気付いたのではないでしょうか。
今回の大会では結果こそ出なかったものの、選手たちにたくさんの気付きを与えていただけた大会だったと思います。
大会主催者様をはじめ、関係者各位に感謝いたします。
ありがとうございました。