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◎卒業旅行を終えて

2008-03-14
2008年3月8日(土)~9日(日)に静岡県静岡市清水区に卒業旅行に行ってきました。

今回の卒業旅行は親子説明会を実施し、何を目的にしていくのかを資料を提示しました。

その成果もあり、特に『心を使う』という部分では、卒業旅行という性質によりベストメンバーで戦うという機会を清水FC6年生との対戦のみにした中で、どの選手が入っても助け合う気持ちを前面に出してプレーしていたところが大きく目に写りました。味方のミスに「どんまい!」という声が何人からも聞こえたことは、心から嬉しく思いました。
生活面でも観光やサッカー活動の中で、お弁当の準備や移動という場面ではすすんで助け合うということが今まで以上に見受けられました。

サッカーにおいても1年間積み上げた成果が出て7期生至上最高のプレーをしてくれました。
特に親子説明会の後のトレーニングが試合でたくさん表現され、7期生サッカーの集大成がそこにはありました。
清水FC6年生との対戦は過去清水FCがBチームだろうと下級生だろうと勝利したことは1回もありませんでした。今回は清水FCがベストメンバーではありませんでしたが、1-0という結果になりました。
FC solceuは個人個人が上手いというお褒めの言葉をいただきました。
この結果を励みにサッカーをより一層楽しんでいってほしいと思います。

しかし、生活面では、今まで以上に選手に任せた結果、生活や試合会場での自分で考えた行動が出来ず、その姿にがっかりする場面がありました。
今まで子ども主体で活動してきましたが、知らず知らずに過保護(先に次の事を言ってしまう等)にしていたと大いに反省させられました。
健康面でも各大会に全員が健康に参加することはあまりなかったと思います。今回も全員がベストな体調ではなかったので残念でした。
大事な大会前になると体調を崩し、大人が必要以上に気を使った学年でしたが、これから進む中学生サッカーでは、そのようなことが無いように努力してほしいと思います。

※総合的には7期生の成長した姿がみれました。この1年間、さまざまな活動を通して今までの6年生以上に関わってきました。その中で指導者・選手共にたくさんの事を学びました。今回の卒業旅行でも良かった事も反省点も全ては未来を明るくする材料だと思います。
全ての経験を大切にして進んでいきたいと思います。
また、卒業旅行に行かせてもらった感謝を忘れてはいけません。
感謝の気持ちを大切にして、未来を明るくしていくことが大切であると思います。

※今回も清水FCの方々にサッカーのご指導をいただきました。特に最終日には前嶋先生が直接クリニックしていただき感謝でした。
FC solceuのテーマを見抜きそれを簡単なトレーニングにして選手に問いかけるところはさすがでした。

指導力というものは無限大にあると思います。
指導力がチームの全てであると思います。
僕たち指導者は子どもの将来に触れています。
人間としての部分は『心をきれいに』『心と使う』『心を強く』ができるがが問われます。
サッカー選手育成においては、この指導力が問われます。
清水の方々との交流で、この両方を日々向上させて子どもと向き合っていきたいと強く思えた2日間でした。

※今回の卒業旅行を含め、このメンバーでの活動はあと少しになりました。
大切な思い出にしてほしいと思います。
同じ目標に向かった仲間というものはかけがえの無いものです。