u12

☆5年生(7期生)のJA杯南山城予選の結果

2006-04-20
4月15日(土) 予選リーグ
第1試合 3-1
第2試合 8-0
第3試合 5-0
⇒1位

楽しげで素晴らしいサッカーを披露することができました。随所にセンスを感じ、見ていて面白かったです。
この部分がこの学年が本来持っている良さと思いました。そのオリジナルな部分がチーム全体に広く浸透すると早い段階で5期生が6年生時の朝日新聞杯(10月)の予選リーグで魅せた素晴らしいサッカーを超える予感がしました。

4月16日(日) 決勝トーナメント
1回戦 0-1
(勝てば南山城予選突破、負ければ予選敗退)
⇒予選敗退

相手チームは保護者の大声援を受け、指導者・選手が一丸となって試合に挑んできました。グラウンドは雨上がりで1/4くらいが池のようでした。相手チームはグラウンドコンディションが悪かったこともあるのか、終始ダイレクトのロングキックで攻めて来ました。
その戦法に対してFC solceuは晴れの日と同じ感覚でサッカーし、ボールが全く前へ進みませんでした。前半のうちに選手の口からは上手くいかないからどうしようという“声”は生まれてきませんでした。そして、そのまま1失点しました。
ハーフタイムで何故上手くいかないかという説明の後、後半を迎えましたが半分以上の選手がプレーに変化を見せられず、終了間際に攻勢に出たものの得点できず敗戦となりました。残り1分でPKを得て、キッカーがポストに当ててしまったボールに最初に追いついたのも相手選手でした。

フレンドリーマッチ(敗者戦)
3-0

敗戦から得たものを出してほしいと説明して試合に挑みました。
しかし、変化は少なく、大きな収穫はありませんでした。
じっくり見てみると、個人的に勝ちたいと思い自分を出せる選手と、試合に出たいけど出ても自分からアクションを起こせない選手との温度差を感じました。
この部分に対して、後者の選手の“考える力”奪ってしまわないようにしながら個人の技術向上とチームへのフィット感を向上していくことがベストであると感じました。
それが、この学年の本来持っている良さを活かせる一番の方法であると思います。
また、他チームとの大きく蹴るという“技術の差”を認めて、今後のトレーニングをしていきます。
その技術を今の良さにプラスできた時をイメージするとワクワクします。

※試合中に驚いたことはベンチからゲンキとヒロキが大声で応援や指示をするのですが、それがバツグンに的を射ているということでした。今までにはいないタイプの選手です。

※保護者の皆様には、FC solceuが支部長を受け持っている関係で多大なお世話をしてくださりありがとうございました。雨や寒さの中で大変だったと思います。
そのおかげで、JA杯南山城予選を無事終了できたことに心から感謝しています。本当にありがとうございました。
残念ながらお子さんたちは支部予選を突破できませんでしたが、一生懸命がんばってくれました。素晴らしくがんばった相手チームのお子さんたちの京都予選の健闘を祈りましょう。

(^^)/余談
FC solceu U-12 3期生もJA杯南山城予選を突破できませんでした。その後、3期生は関西小学生サッカー大会で京都ベスト4に入り関西大会に出場し、バーモントカップで京都で優勝し全国大会に行く訳ですが、その時に在籍していた“遊びの達人”は、自分の試合以外をよく観ていました。時間があれば自分だけでも「コーチ、試合観てきてもいいですか。」と言い、コートの横に行って間近で試合をみていました(腕を組みながら・・・)。
サッカーをよく勉強していました。とにかく試合をたくさん観ていました。
小学校時代に関西大会・全国大会、中学校で全国大会、その中で試合中に自分が主役になれるプレーを発揮できるのはそんな試合を外からたくさん観ていたということも考えられます。
彼は練習でも失敗を恐れずにがんがんチャレンジしていました。
僕たち指導者が彼にしてあげられたことといえば、少しのヒントと彼から”考え“を奪わなかったことくらいです。
“遊びの達人”は作られるものではありません。自分からなっていくものです。
君たち7期生は予選敗退が決まって自分たちに勝ったチームの準決勝に全く関心を示さなかったのは、子どもらしく楽しい切り替えができて遊んでいたからなのでしょうか?それとも“遊びの達人”になる気が無いのでしょうか?僕は試合を観るように勧めましたが・・・。