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アスリートコースorエンジョイコース

2018-10-11
ソルセウでは1学年の人数が多い場合はKING(Kチーム)とPRINCE(Pチーム)に分けて活動しています。

チームとしてベストを尽くすという試合では現段階で実力が上位の選手が出場します。

しかし、たくさんの選手に試合の出場機会を与えること、また、PRINCEとして出場する事によりそのメンバーでの競争や試合への責任感が得られる事に意味があるとして1学年の2チーム登録を実施しています。

(小学生の頃は成長の度合いで早熟、晩熟と大きく分かれる事があり、早熟の力のある選手だけに試合の出場機会があるのは正しくないため。)



しかし、時折その分け方に違和感を感じる事もあります。

その学年の最高のパフォーマンスを求めるはずの。KINGのメンバーでも『頑張ることが苦手』『向上心が希薄』だったりします。

先天的に身体が大きかったり、足が速かったり、パワーがあったりと、サッカーに対する思いがそれほどでもないのにKINGに選ばれてしまったのかもしれません。

ただ、KINGでもPRINCEでも「上手くなりたいか?」「勝ちたいか?」と聞くと『ハイ』と大きく返事をします。

口だけであるところの原因は、思いと行動が一致しないからです。

また、『やる気』『必死』が継続しない。

いつの間にかコーチの仕事が『技術』よりも『頑張らせる』に変わってきているのかもしれません。



KPチームの分け方の違和感は子ども達の『夢やサッカーに対する思い』の弱さに対するものだと思います。

平和な町に生まれて平和に育った事は何よりも幸せなことですが、物や食べ物が溢れ、痛い・しんどいの経験が浅い子ども達はなかなか戦えないのが現実です。

今を嘆いても仕方ない事で、原始時代の壁画にも「最近の若者は仕事をしない。」と書かれていたそうで、こんな事は今に始まった事ではないでしょう。

ただ、高山コーチがいなければ頑張れないとソルセウのコーチや交流チームのコーチに言われているようでは、自らの力で伸びていくのか心配です。



最初はそれでも良いと考えており、『スポーツの持つ力』で子ども達が段々強く逞しくなってくれたらなと思っています。

『サッカーを教える』と同時に『サッカーで教える』ということです。



仲間と同じ目標に向かっていくことでチームワークを育む。

試合内容、勝ち負けを共有する事で絆を深める。共に同じ量の汗をかき、共に戦い、共に泣き笑い、そんな経験は子どもを成長させ、一生の財産になる。



チームの一員としての責任感を育む。

自分の活躍で勝てた、自分のせいで負けた、そんな経験を通して自分を磨く習慣をつけてほしい。自分に自信を持って自立してほしい。



『サッカーは子供を大人にして、大人を紳士にする。』

この格言は、このスポーツと真剣に向き合ってこそ生まれるものだと思います。



アスリートコースorエンジョイコース?

だから、最初から『これくらいでいい』『楽しかったらいい』というエンジョイコースにはならないでほしい。

子ども達が学ぶべき事がアスリートコースにたくさん含まれています。



では、アスリートコースと呼べる選手が何人いるか。

各学年数人いるかなという感じです。

現段階ではアスリートコースのメンバーが組めません。

それが駄目ではなくて、それをクラブとしてもしっかり受け止めて、子ども達が成長出来るように仕掛けていかなければならないと考えています。

アスリートコースのメンバーと言っても努力ではなくて生まれつき気持ちが強かったり、生まれつき身体が強かったり、生まれつき本当の負けず嫌いだったりします。

ちなみに本当の負けず嫌いは、負けた時に泣くとか、荒れるとかではなく、その後に継続した努力が出来る子です。



KING、PRINCE関係なくアスリートコースのように『スポーツの持つ力』でたくさんの事を学んでほしい。

そのために『目標を持つ』『夢を持つ』。

そして親に感謝する。

子ども達から親へ、支えてもらっている人を喜ばせたい。元気にしたい。そんな思いが生まれれば最高。まさに『スポーツの持つ力』。



自分の事は自分でする、不便から学ぶ、失敗から学ぶ、過保護にはしない、父性教育、公平だが平等ではない、駄目な事は駄目だとはっきり言われる、そして、それ以外に果てしなくたくさんある自由の中で本気のサッカーを楽しむ。



目指せ全員アスリートコースです。



選手との、子ども達との出会いに感謝です。

将来にソルセウと出会えて良かったと思ってもらえるように活動します。

良いことも悪いこともあるでしょう。

でもそれが人生です。

一回の人生で、子どもの時に学べる事はたくさんあります。

むしろ、たくさん学ばなけれがなりません。

だから、良いことも悪いこともたくさん経験してください。



『未来を夢見て』