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藤谷コーチのつぶやき 「確実に見えた壁の向こう側」

2014-09-03
何度も立ちはだかった壁。
何度も何度も同じ壁にぶつかっているような気がしていた。
目線を変えても変化を加えても結局は同じ壁にぶつかっているように思えた。

そのぶつかっている様を見て「速さ」「パワー」「能力」「シンプル」などの外の声も騒がしくなり周りの人が隣の芝生をもてはやすようなカンフル剤にもなっていった。

だがやっと見えた。
壁の向こう側が。
なぜ難題が解けたか。
それは間違いなく「信念の継続」である。

誘惑は山ほどあったが何一つ惑わされなかった。
自慢の選手達は自分を信じてひたすら取り組んでくれた。
誘惑の良いトコ取りをしてやっとクッキリと見えました。

この夏たくさんの出逢いがあり多くの方に勉強させて頂いた。
そのおかげで色んな知識、認識が変わり色々と脳を刺激されて自分の考え方が客観的に見えるようになりました。

その後のある人との再会がすべてを変えた。
今まで聞いていた話が今になってビビビっときた。
全ての話しと考えがすべて一致した。

また3年間やってきた今の中3の姿が豹変した。
この夏大きな変化をもたらした選手達。
この成長は本当にびっくりしている。

効果は3ヶ月後にある。
それを我慢できないでコロコロ変えているようじゃダメだ。
「信念の継続」をしてきて本当に良かったと選手達に感じさせてもらった。
本当に感謝です。

いろいろ見えてきた。
チームを背負っている選手。
背負われている選手。

大人になったらわかる事と教わらないとわからない事を考える。

「負けて悔しいと思えるか。
負けたくない!と行動できるか。
上手くいかない事を他人になすりつけない事。」

これは大人になってもわからない事です。

今目に見えている事を透かして見る。
そうするとだんだん見えてきた。

がむしゃらにただ目の前のモノにぶちアタックしても届かない。
大人が必死になって選手を頑張らせる。
その分選手も見えなくなる。
他所の価値観とウチの価値観。

誰にもわかるはずがない。
俺たちの関係を。
別れの季節が近づき寂しさを感じる今日この頃。

もうケリはついてる。
あとは終止符を打つだけだ。

さぁ行こう!

「未来を夢見て」

藤谷 浩二