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FC solceuに込めた思い・・・

2013-10-26
大会等の記事を載せたいのですが、先に伝えておいた方が良いと思い、書かせて頂きます。



僕は職場の昼休みに本を読みます。わずか20分くらいですが毎日読むことが日課になっています。
とりあえずここ何年かで読んだ本で手元にある本を写真に撮ってみました。
左から『教育本』『メンタル本』『子育て本』『生き方本』というところでしょうか。
サッカーの本もたくさん読みますが、その本抜きで撮りました。


今から書く事は本の内容です。

それを書く事は誰かの批判ではなく、自分の思いを説明するのに必要だからです。

『日本はなぜ ここまで 壊れたのか』マークス寿子
<一部抜粋>
・・・親も学校も、楽をして適当にやりなさいと言って子供を育てているのだ。頑張って、苦しくても負けずに、歯を食いしばってやりなさい、など親や先生に言われる子供はラッキーな子供なのだ。多くの子供はぬくぬくと育てられ、お腹いっぱい食べて、何の努力要らない生活に慣れて、そんな生活を失うことは恐い。それでいて気持ちは満たされずに、もっと何かがあるはずだ、興奮する何かがあるはずだと思っている。それが、プロ野球やサッカーの応援であるうちはいいが、そこに落ち着くのはもっとあきらめが積もってからだ。
地方の子供たちが、軽い犯罪から凶悪犯罪にいたるまで、犯罪に手を染めやすいのはケータイ、ネット、車という“三種の神器”があるからだといわれるが、真剣に「生きる指導」をする人がいないという背景にもよる。全国区を目指す野球クラブや水泳、スケートなどのスポーツ少年少女以外には。彼らに対しても、この頃はスポーツ指導だけで生活指導が行き渡ってないことは、最近のスポーツ少年、青年の不祥事が示している。
東京にはふるさとがないとかつて人は言った。人々がふるさとをすてて東京に働きに来た時代、そんな時代はとうに終わった。今や地方にも田舎にも、ふるさとがない時代になった。愛する村、田園、山、川が失われた。“愛する場所”がなくなっただけではなく、“愛する人”“愛する家族”もなくなったようである。自分の家族のことを“唯一愛する人々”と言えない人間が増えて、居場所と人間の絆を失ってバラバラに流動していく人が増え続けている。
どのように生きていいかわからない人々は容易に犯罪に手を染める。そんな目的のない犯罪が増えていく。
<一部抜粋>
一番根本にあるのは、社会の中で人々が自分のことしかかまわない、他人のことは知らないという態度だと思う。金儲けだけが生きがいになっていて、人間関係についてはできるだけタッチしたくないという考え方が社会に行き渡ってきているように思う。そんな、人のことにはかまわないという考え方の中で作られてきた日本社会のあり方が、これほどの多くの自殺を生み出す原因になっているのではないかと思う。
大きい共同帯から小さい共同体まで、つまり国から地域、家族に至るまで、人々が共に暮らす場所、みんなで助け合って生きる場所という認識がなくなってしまっている。そんなところに人生に挫折した人々が自殺をする以外なくなるような冷たさが出てくるのだと思う。

この本は少年サッカーの指導者が語るには極端な例かもしれません。
むしろ濃すぎて遠くに感じるかも。
でも、少しは身近に感じるものがあると思います。

もし、時間があれば読んで頂きたい本があります。
『子育てと家庭の役割』和田典子
『なぜ若者は老人に席を譲らなくなったのか』大林宣彦
『子どもが壊れる家』草薙厚子
『少年スポーツダメな指導者バカな親』永井洋一
『思考の整理学』外山滋比古


僕は読書が大嫌いでした。
これらの本は少年サッカーのコーチをしてから読みました。
23才くらいから読みだしました。
紹介した本は最近のものですが似たような本を読みあさりました。

子どもたちに『未来』や『将来』を語るということは・・・
子どもたちに『一生懸命』を語るということは・・・
子どもたちに『仲間』を語るということは・・・
子どもたちに『感謝』を語るということは・・・
子どもたちにとって『指導者』とは・・・
そのために勉強したくなったのです。

FC solceuを立ち上げてやりたかった事をもう一度再確認したい。

立ち上げの時に僕が仲間に語った事は、
「少年サッカーで技術で戦いたいねん。」
「将来、何か壁にぶち当たった時に、次の一歩が前に出る人間にしたいねん。」
「先ずは、地元の企業からソルセウ出身の社員が欲しいと言わせたいねん。」

僕は、『人間ヂカラ』『生活ヂカラ』『仲間づくり』に厳しい。
事実、最近のOBの親御さんが「サッカーチームやからサッカーだけ教えといたらええねん。」と言っていると聞いた。
個人の成績より仲間の活動を重視するので、大きな大会前だけはトレセンを休んでもらいチーム活動に専念してもらう事もあります。その時にほとんどのご家庭は納得していただけるが、そうでない親御さんもいたのも事実。

サッカーをサッカーだけで解決しようとして毎日サッカースクールに通う選手もいる。
決して否定はしないが、子どもらしい時間・親子の時間をもってほしい。
子ども時代に『子どもらしい生活』をせずに『大人』になれるのだろうか。
だからFC solceuは6年生になるまで土曜日・日曜日のどちらかは休みにしている。6年生になっても毎週土日に活動することはない。

なぜこの記事をかくのか?
指導者会議で自分が1年生から6年生まで一貫して指導する『全体練習』実施の確認をしました。
技術的にも人間的にも責任を持って子どもたちを育てたいからです。

何年か前から担当コーチに子どもたちを預け、6年生になる前頃から指導しています。
それからでは、伝えられることに限りがあるということです。
だから『全体練習』で『人間ヂカラ』『サッカーの技術』をじっくり伝えていきたいのです。

そして、ここから先は自分ひとりでは出来ないということです。
担当コーチの協力、親御さんの協力、これがないとやり切ることが出来ません。
どうか皆さんご協力よろしくお願いします。

今まで、ホームページで辛口なことを記載していたのは、この思いがあったからです。
これからも、良いことは良い、悪いことは悪いと感想を述べると思います。

『プレーヤーズ・ファースト』
全ては子どもたちのために。
この思いが、立ち消えないように自分の覚悟を決めること。
そしてチーム関係者の大人の皆さんの協力を得ることに頑張ること。
一生懸命頑張ります。ご協力よろしくお願いします。

『未来を夢見て』

FC solceu 代表 高山 毅

※全国大会に行ったり、OBプロ選手が出たりとか。それに憧れて入部してくださったご家庭もあるはず。
彼らはサッカーばかりに力を入れていなかった事が良かったと思います。
今よりも悪い環境、少ない練習試合で結果を出していきました。
FC solceuはサッカーの技術も真剣に考えています。しかし、生活面での指導を時間の無駄と考えないでください。むしろ同じベクトルでクラブと家庭が手を結ぶことによって生まれる子育ては、きっと素晴らしいものになると思います。
それは必ずサッカーでも活かされます。
『良いことは良い、悪いことは悪い』真剣に子どもたちと向き合っていきます。
ご協力よろしくお願いします。