u12

☆4年生(13期生)南山城支部招待大会の結果 7/9~10

2011-07-10
2011年7月9日(土)10日(日)洛南浄化センターGで標記の大会が実施されました。
結果は以下のとおりです。

<大会方法>
参加チーム数:16チーム(支部8チーム、招待チーム8チーム)
大 会 形 式 :1日目4チームリーグ(4ブロック)で順位決定、2日目は1日目の各ブロック上位2チームで決勝トーナメント、各ブロック下位2チームで順位トーナメント

7月9日(1日目:予選リーグ)

◇1試合目 0-9

試合開始に相手の力を見せ付けられ、弱気になったところ、関西のトップクラスの技術・スピード・気迫に打ちのめされました。

◇2試合目 3-0

自分たちの良さがたくさん出た試合でした。

◇3試合目 2-5

接戦模様も、集中力が切れたり、時々の強気では通用せず、敗戦しました。
しかし、強豪チームとの対戦の中でも、『らしさ』がたくさん出せるようになったのは大きな収穫でした。

7月10日(2日目:順位トーナメント)

◇1回戦 3-0

優勢に試合を進めましたが、フィジカル(自分達の速さ、体格の良さ)に頼ることが多く、近い将来、自分たちの狙い(上手さ、確信犯的な崩し)で戦えるようになれば、もっと楽しく上にいけると思いました。

◇2回戦 2-0

フィジカルも含めガチンコで戦った試合をものに出来たことは良かったと思います。
1試合目同様、狙いもてるようになれば、もっと良さが出るでしょう!

◇下位トーナメント決勝戦 0-5

今大会の集大成として挑みましたが、関西のトップクラスの壁に屈した形になりました。
ただ、今まで身につけてきた技術を強豪チームとの試合で『強く』出さないと通用しないということが分かったと思います。
この試合でも何回かそのように自己表現した子が通用していたように。

※この大会に照準をあわせて短期間ですが、13期生の現在段階でのベストチームを模索したり、その選手たちを中心に強化育成してきました。
FC solceuのやり方の3年生までダンゴサッカー、をしてきた選手たちには普通にサッカーする指導は初めて聞くことも多く混乱したと思います。
その中でも歯を食いしばり必死に頑張ってくれたと思います。
今後の育成の矢印を模索することも含めて今大会は、6年生の大きな大会を勝抜くようなイメージで関わりました。
指導者として本気で戦う姿を選手に見せ、そして戦いの中で技術発揮を要求するという大会にしました。
勝ち負けについては、ダンゴサッカーからまだまだ脱皮できるはずもなく、あえて期待はしていませんでしたが、下位トーナメントでも準優勝出来たことは、よく頑張ったと思います。
そして、本来の目的の半分成人を向かえた選手に『本気』『技術』を求めた2日間には満足しています。
その中で見えた『課題』はやはり13期生が今後大きく成長するための設計図になります。

また、今大会では試合に出られなかった選手も多くいます。
ここでは、公平に選んだ事実はありますが、平等に試合に出られなかったという事実もあります。
選手には、この事実はこれまでの結果だと話しました。君たちがやるべきことはこれからの努力だと。
少年期は特に体の成長や、心の成長がスポーツに影響していることも事実です。しかし、それが大きくなったときに逆転されることが多いことも事実です。
自分を信じて頑張ってほしいと思います。
最後に、今までの選手にも話してきたのは、『サッカーと思うな、人生と思え。』と。
実際、大人になるまでストレスから守られ、社会に出て苦労している人がたくさんいます。
今ではそれが、『暑い』や『じゃまくさい』まで。
良い会社に入るため、成績さえ、または試験の得点さえ良かったら・・・という話も良く耳にします。
実際にサッカーでも、サッカーする時間や、その環境さえ良かったらいいと思われていることも事実です。
我々のようなスポーツ少年団では、スポーツを通して『人生』を学びます。
社会に出て、自分の思い通りにいかない『苦労』は当たり前のようにやっています。それは1回ではなく、普通の人ならば何回も経験すると思われます。
そのときに、次の一歩が前か後か、どちらに出るのか。
たった一歩でも大きく違う結果を生みます。
FC solceuの思いは公共交通機関を利用する、自分の事は自分でする、自炊、自分で考えてサッカーするという全てに入っています。
携帯電話で24時間連絡いつでもがとれる、コンビニで24時間いつでも買い物ができる。
このようなメリハリの無い時代に浮遊してしまわないように。
やったもん勝ち、言ったもん勝ちが文化になってしまった、この時代にしっかり芯を持てるように。
サッカーを通して成長してほしいと願っています。

『未来を夢みて』

※たくさんの親御さんに応援に来ていただきました。
素晴らしい応援、ありがとうございました。
数々のサポートにも感謝します。