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3期生森岡亮太(ヴィッセル神戸)J1リーグ34節vs浦和戦途中出場

2010-12-06
2010年12月4日(土)埼玉スタジアム2002で行われた標記の試合に亮太が後半29分から出場しました。
8試合連続出場です。

ヴィッセル神戸J1残留おめでとうございます。

厳しい厳しい道のりを選手、スタッフ、サポーターがトモニ乗り越えた試練のように思えました。
この奇跡を起こした人たちに感動しました。

最終戦は観に行けなかったので、今日ビデオ観戦しました。
4-0の勝利。
選手、監督、スタッフが涙を流して、お互いをたたえ合う感動的な時間がそこにありました。

亮太も後半29分から途中出場し、4点目をアシストしました。
出場の回を重ねる毎に成長しているというか、亮太らしくなっています。
プロになった当初の戸惑い、ベンチに入れない日々、コーチからの叱咤激励、ベンチ入り、試合出場、J2降格の危機、J1残留と素晴らしい経験をしました。

今後、更に成長していくでしょうが、新年度を迎えるにあたり、監督・新しいチームメイト、去年とは違う自分の立場等、いといろと状況が変わってくるなかでも、自分をしっかりと持って、謙虚に感謝の気持ちを持って、若者らしく大きな成長を遂げてほしいと思います。

以下に亮太からFC solceuの後輩へのコメントを掲載しますが、J1残留を決めたその日に電話で話した時に頼み、そして、その日のうちに送ってきてくれました。
後輩たちには、技術的な事も見習ってほしいのですが、亮太のそんな部分も知ってほしいと思います。

・・・・・・亮太からのメッセージ・・・・・・

ヴィッセル神戸の森岡亮太です。このたびJ1残留することができました。応援してくださった方々に本当に感謝します。僕は今シーズンからプロの世界に入りましたが、プロのスピードやフィジカルに慣れるのに相当な時間がかかりました。だいたい半年くらいです。ただこの半年の間で、今まで意識してきていた、プレーの質が格段にレベルアップしました。小学校から高校まで自分では相当意識してきたつもりでした。しかしそれでは全然甘かったです。個人で意識していくのは一番大事なことだと思いますが、さらに個人がレベルアップしていくには、周りの意識が必要だと思います。要は自分で意識して考えていることを、周りともっと共有していこうということです。パスひとつにしても、受けてと、出してのイメージがあると思います。今まで僕は、個人がイメージを作っていこうと言ってきていましたが、そこからさらに上へ目指すために、2人でもいいし、もしくは11人で伝え合うことでさらに1人1人がうまくなっていくと思います。そしてプレーにこだわりを持ち
ましょう。One for all. All for one!ひとりはみんなのために。みんなはひとりのためにです。そのなかでも、キミは君ら
しく。

・・・・・・・・・・・・

※余談
亮太や悠佑コーチや貴哉コーチが6年生の時に出場した、バーモントカップの全国大会で優勝し大会得点王になった原口元気選手(レッズ)やだいぶ年上にはなりますが、清水FC出身の鈴木啓太選手(レッズ)と同じピッチに亮太が立っているだけでも感動します。
原口選手を前記の大会で観たときはスピード、センスともにバケモノでした。『絶対に止められない』という印象しかなかったです。
鈴木選手もオシムジャパンで中心選手として戦っていましたので、去年まで高校生だった亮太が同じピッチで戦っていることが、不思議であり、また、この現実を楽しんでいます。

FC solceuを発足させたころ、まだOBもいないのに『18歳で爆発できる選手育成』を掲げ、”こうしていれば将来そうなるだろう”という指導を徹底していました。
最近は亮太が高校生の時にU-18に召集されたり、プロの世界で戦っていたりとFC solceuとしても目標とする立場になってくれたので、亮太に「実際にプロとなって必要なものは何か・・・、今何を感じているのか・・・」等の話をよくしていて、それをFC solceuの現場に活かしていくことが、最近の楽しみです。