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藤谷コーチのつぶやき 「聖地静岡学園谷田グラウンド」

2016-09-12
スタイルの確立。
その言葉が技巧派集団の中で追及される。
その中でもサッカーをしている人なら誰でも「SHIZUGAKU」といえばピンとくるスタイル。
その静学の選手達が毎日しのぎを削っている山奥のサッカーに打ち込める武者修行にふさわしい高台グラウンド。
約60名プロサッカー選手を輩出してきた聖地谷田に行ってきました。

個人的には何度も行っているのですがソルセウの選手達を連れては2年ぶり。
遠征では寄らず日帰りに拘りたかった。
遠征では他の日に別会場で他の対戦相手ともやるので薄れていきそうで。
日帰りでは最近のバス代が高騰していることもあり来づらくなっていた。

それでも自分の教える選手達にここの空気を触れてもらい感じて欲しかった。
身に染みてもらう為、朝6時出発で4時間半キツキツのバスに揺られて到着後すぐ試合。
試合後はすぐ出発して4時間半揺られて京都に帰る。
自分達の日常を変える濃い1日を体験させて頂きました。

谷田で触れた空気に戸惑いを感じた選手達。
いかに自分にぬるかったか。
いかに時間を無駄にしてきたか。
巧くなるとは、成長するとは、取り組み方とは・・・
「本気」とは何かを最高のタイミングで感じ取れた。

同じストロングを持つ土俵で違いを見せつけられた。
何度も何度も逆を取られいなされて突き進まれる。
何度も何度もボールを奪われて吹き飛ばされて反撃を食らう。
何度でも何度でも。
フィジカル的にも普段とは違う負荷が掛かり相当タフな試合になった。
最後の最後までプレー強度、質、運動量、気力が落ちない静岡学園高校の選手達には感じさせられるモノがたくさんある。
言葉では言い表せないモノだから選手達を連れてきたかった。

何人かの良い選手達ではなく全選手が巧い。
スタイルの良さをこの目で肌で感じて自分の選手達を照らし合わせることが出来たので実りある1日となりました。
連れてきて良かった・・・
最近のモヤモヤがしっかりとリンクして晴れるきっかけを頂いた。

まだまだな自分達を理解したこと。
もっともっと追究すること。
そんな出逢いに感謝です。

頑張ろう!!!

未来を夢見て

燃える藤谷