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藤谷コーチのつぶやき 「未来を夢見て」

2013-12-18
この時期になると小学6年生の選手達、保護者様方々は進路を考える日々が続くと思われます。
まず早速ですが関東のある指導者の方のお話を抜粋させて頂きます。
以下抜粋↓

『本人の力、本人の意識、近隣地域の選択肢
全てマッチする事など、ほぼ皆無だと思います。
縁のあった先の環境に慣れて行くのが現状です。
小学生には、どのチームがどの様に選手を育てるかなど分かるはずがありません。
少し力があると、「良いお誘い」をされてしまいます。
仲間が行くとなると心が動いたりして。

保護者も、結果や関東リーグや県の1部リーグだとか、華やかなホームページ、
だいたい間違いだらけの噂話や思い込み(笑)に左右されがちです。

私共も、J下部に合格して3人ほど、うちを選択した選手。
手元にいて、J下部を受ければ合格しただろうけど、
私共のジュニアユースを選択した選手が5人程います。
珍しいですよね。本当に稀です。

大切な事は、一時の雰囲気や周囲の慌てようにながされず、早くから機会を見て、いろいろなチームをみたり、体験する事です。決してJが凄いわけでもなく。3部リーグがダメなわけでもありません。

この年代に、何を求めるか?
選手自身がです。

正解はありません。私がお伝えしている事も1つの考え方に過ぎません。
情報が氾濫している時代です。

まとまりませんが、6年の夏前から情報収集は必要だと思いますが、
人の話はあてにしてはいけないと思います。
最後は選手自身ですので•••。』

以上
ここからが藤谷です(^^)

要は本当の選手の意思はしっかりとした情報を入れないとハッキリしないという事です。
「選手自身」が何をこの中学年代に求めているのかです。

結果?技術?人間育成?学業?仲間作り?掛かる費用?

もちろん家庭の事情もあります。
ただ、塾にいつでも行けるから、お金が安いから、サッカーできたらいいだろう、友達とできたらいい、周りのみんなもそうするから。
本当にそれで良いのでしょうか?
選手は自分の為に、保護者様は子供の為に真剣に未来の事を考えれていますか?
今現在の事しか考えていては何も見えません。
中学年代は受験だけではありません。
いかにこの中学年代が大事か。
未来への懸け橋になり分岐点になります。

ソルセウは10年スパン(5~15歳)で選手育成、人間育成を考えています。
高校年代へ18歳で爆発できるように育成をしています。
それはソルセウだけの10年計画ではありません。
縁のあるチームから縁のある選手が中学年代からソルセウの門を叩いてくれて活躍、成長もしてくれています。
そこは縁のあるチームと手を取り合い共同作業で育成をしています。

そこに魅力を感じて賛同して私もソルセウに加入しました。

クラブチームに入ったから勉強できないなんて訳がありません。
時間的にも気持ち的にも勉強面で学校の先生とクラブチームのコーチからの両方のサポートがありますのでプラスに発展する事も多くあります。

プロコーチの下でロングバケーションの活動や平日から選手の事を考えスタッフミーティングをして毎日の活動確認や有意義なスケジューリングや人間育成の為の意識改革、目標設定活動や栄養学なども学び良い人間、良い身体作りを選手達が考え行動に移す。
意識の高い価値観を共有できる「ただの友達」ではなく「同じ釜の飯を食った仲間作り」が出来る環境。
大人になってからもみんなで集まってボールを蹴る仲間作り。
本当にその月謝は値段が高いですか?

結果とは今の試合の勝ち負けですか?
成長したか上手くなったの価値ですか?
各チームそれぞれ価値観が違います。
大体どのチームも同じ練習時間です。
しかし、1人の選手がボールを触っている回数も時間も選手が考えてプレーしている時間も指導者のロボットのように動いているチームもあり各チーム本当にそれぞれ違います。
ボールを全く触ってなくて上手くなってなくても試合には勝つ事があります。
そこに一時的な感情に一喜一憂して麻痺してはいけません。

ソルセウの人間形成の中で「良いサッカー選手である前に、良い人間であれ」という言葉があります。
それはいろんな企業、会社から「ソルセウ出身の子がほしい!!」と言っていただけるような人間作りをしていきたいとの思いです。
もちろん夢として応援したくなる上手いプロサッカー選手を育てて活躍してもらいたいと考えていますが、それだけが全てではないと。
サッカーを通じて選手が立派な大人になっていくことが私たちができる一番のサッカーへの、世の中への貢献なのではないかと考えています。

スローガンである「未来を夢見て」とはそんな想いがあります。

輝きだしているFC solceuの10年スパンの育成が中学年代で途切れることのないように。
縁のあるチームの指導者と保護者の方と今以上に共に手を合わせて選手育成、人間育成を中学年代でより成長できるように。

そんな想いが私達の願いです。
その為に今以上に考えて行動に移して最強ではなく最高のチーム作りをしていきたいと思います。

「未来を夢見て」

語っちゃった男 藤谷