u12

4年生KING(15期生)群馬遠征 11/23〜24

2013-11-25
群馬県藤岡市~高崎市

●1日目

レイソルTOR大会 12チーム参加
予選リーグ3チーム
4-2
2-4
→2位

2位同士の対戦
0-1
→7〜8位(12チーム中)

TM
2-2
3-1
0-5

●2日目

TMのみ
(最終試合2-1勝利、それ以外は引き分けか負け)

※赤ちゃん軍団
おそらく今回の遠征で初めて半分成人の洗礼を受けていると思います。
何をやっても「赤ちゃんか?」と言われる。
やること指示されても1分くらいで関係ないことを始める。
自分たちが楽しければいいというか、途中で横道に反れても誰も元には戻さない、戻せない。
あれもこれも指摘されてオロオロ状態。
一日に何回も『一喝』。
このグループには、生活や生きていることをもっと細かく説明してあげていかなければと思いました。
決して頭が悪いという意味ではなく、本当に知らないことや気にしていないことが多いのです。
悪気はないが、自分の事だけが良ければいい。それ以上の事はする気もない。
まとまりなくバラバラでも平気。
失敗して可愛いという時期はもう過ぎました。
指導者としても本気で寄り添ってあげなければいけないと思い、事細かにたくさんの事を説明しました。
そして、それは全てサッカーにもつながっていると説明しました。

今回の遠征で少しは大人になりました。
少し気づかいが出来るようになりました。
どのような事が気づかいか、知るきっかけになったと思います。
帰りの京都駅での最後のミーティングで、三日間の感想を聞くと「自分たちは行きよりも生活部分が成長した。」と言っていました。
この時はまさか生活の話をするとは思いませんでしたが、嬉しいコメントでした。

※サッカー
サッカーは最近凄い成長スピードで伸びている。
試合もそれなりに出来て、見ていて面白いこともする。
しかし、それ以上を求められないのは、基礎がまだまだという事とサッカーの試合でのプレー感覚の成長と裏腹に練習の意味や自分に必要な事も理解やそのために何をしたらいいかが分かっていない。
今回の遠征でその部分を考えさせて価値を得ることにしました。
最終日は指導者と選手の距離を取り、少し追い込み、少し突き放し、選手に考えさせ、そして少し寄り添いヒントを与えて、選手の考えというか考え方の導きをしました。
ヒントを得て、初めて今までのコーチのアドバイスは自分たちでサッカーの話をするための『種』であった事に気付き、そして練習と試合がつながっていることに気づきました。
(これはサッカーを学ぶ入口が大きくなったという事です。あえて言うと入口が大きくなっただけです。その入口でたくさんの知識と経験を取り入れる準備ができましたが、自分で入れようとしなければただの入口です。)
その過程で、遠征最後の試合は選手・指導者が一体となってこの遠征を成功と感じさせるようなドラマチックな勝利を得ました。
勝つことが良いのではなく、一体となって勝ちにいった試合で、勝った事のないチームに勝利出来たことが大きかったのです。
今後、二・三週間はこの学年にじっくり関われますが、その後の予定は分かりません。
(もしかしたら長い間じっくりと関われないかもしれないので・・・)
その後も成長出来るように計算して関わったので、きっと大きな成長をしてくれるだろうと思っています。

君たちなら『できる』です。

イメージ豊かにサッカーが出来るように基礎からやり直して大らかなサッカー選手になってください。

『未来を夢見て』