u15

☆Uー15 スポ少杯結果

2012-11-14
FC solceu U-15の試合結果をお知らせいたします。
■大会名
中学スポーツ少年団連盟杯
■日時
2012年11月3日(土) 12:30 kick off
■会場
八幡市民G
■対戦相手
vs 城陽FC
■結果
1-1(PK4-5)
■得点者
林 亮太(トリデンテ)

(コメント)
この日は、受験勉強の中ですが、頑張って参加した3年生16名と2年生9名で大会に臨みました。3年生にとっては、このメンバーで最後の試合という事で、出来るだけ全員で試合に出場して勝利を目指しました。
 結果はPK戦敗退となりましたが、3年間学んだ事を活かしてすべての選手が戦ってくれたと思います。
 この学年は1年時にはSP杯でベスト8に入り、2年時では、チャレンジリーグ1部7位、3年時、高円杯では京都予選ベスト8、フットサル京都予選では優勝と、ソルセウU-15の中で1番の結果を残してくれました。またサッカー以外の部分でも、明るく(変わったノリの時もありましたが・・・)、礼儀正しく、下級生にたいしても優しい学年で、サッカーにも意欲の高い学年でした。
 そんな彼らにこの3年間携わり、私自身たくさんの感動と気付きを与えてもらいました。その中でも、彼等にとっては試合に負けたあまり良い日では無かったと思いますが、この日の試合後の光景が私にとって忘れられない出来事となりました。
 この日の試合後、全体を解散した後に、大会に帯同していた2年生と、若手コーチ2名が会場の空地でミニゲームを始めました。最初は、大会に帯同したけれども、出場機会のなかった2年生が暇を持て余して、コーチとレクレーション的にボールを蹴り始めたなと思うぐらいで、すぐに飽きて帰るだろうと見ていました。ところが、1時間たっても、1時間半たってもそのゲームは終わる気配がなく、むしろ時間と共に、要求の声や、指示の声が飛び、失敗に対して本気で悔しがり、熱いゲームになって行きました。このような中で2年生がやっていたゲームは、丁寧にパスを繋ぎ、相手の逆を取り、チーム全体で関わって崩していくという物でした。これを見て私はやっていて楽しいだろうなと思いましたし(集中している、みんなが共通理解をもってやっている)、見ていても上手いな、楽しいなと感じるゲームでした。
 では、この日の2年のモチベーションの要因はなんなのか?何に対しての共通理解があったのか?答えは「3年生のようなサッカーをしたい!!」でした。
 この日、3年生は結果では確かに負けました。しかし、この日帯同した2年生には、ゲームの中で、丁寧にボールを扱い、相手の逆を取りながら、チームでいろいろな関わりを作って相手を崩すというサッカーで、確かに感動を与えましたし、「後輩に僕らもこうなりたい」と思わす事ができました。思いおこせば、3年生も現高1のテクニックに感動をおぼえ技術を磨いて、その結果彼等も後輩に感動を与える存在になりました。試合の勝ち負けだけではない価値がそこにはあったと思うし、その部分では彼等は勝ったと思いました。
 最後に、厳しい事、つらい事もいろいろあった中で、よく頑張り、大きな役割をはたしてくれた3年生に感謝すると共に、この3年生の土台を築いてくれたコーチ陣、またいつも温かく見守って頂いた保護者の皆様、関係者様に心よりお礼申し上げます。


U15監督 児島