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☆3期生森岡亮太(ヴィッセル神戸)J1デビュー 10/23

2010-10-23
J1の試合、ヴィッセル神戸vs名古屋グランパスにおいて3期生森岡亮太が後半20分から途中出場し、J1デビューを果たしました。

0-2で負けている状態からの出場で、チームも前掛かりになる時だったので、ちょうど亮太が出場したタイミングからヴィッセルの猛攻が始まり観ていて面白かったです。

19才の若武者はそれまでに練習試合等でボランチで積み重ねてきた、ゲームの流れを切らないプレー、ディフェンスの仕方、を出しながら、前線で自分に課せられた監督からの期待に応えようと奮闘していました。

本人は満足していませんが、この『一歩』を大切にして頑張ってほしいと思います。
森岡亮太という輝きが”少し”見えた試合でした。
この先、眩しいくらいに輝いてくれると信じています。
もちろん本人が一番目指していることだと思いますが。

先ずは、おめでとう亮太!!!

※私自身、FC solceuの教え子のJ1デビューに少々舞いあがり、テレビの前でかじりついて観戦していました。
実況アナウンサーが「森岡が準備しています。」と言ったときも、聞き間違えでないことを祈りました・・・
しかし、選手交代の場面でタッチラインに立つ『背番号20』を見た時は感動で体が熱くなりました。
つきにこの時が来たかと・・・

先日、亮太に『素直な負けづ嫌いになれよ』と話しました。
若いし、強欲になって突き進んで行くことも大切だけど、『素直』であれよ、と言いました。

FC solceuの後輩たちの中にも、亮太のように上手い選手がたくさんいます。
でも亮太のように『素直』『まじめ』『夢への心のスタミナ』があるかが大切です。

亮太は小学校5年生の時の講習で、炭酸飲料を飲まない・ファーストフードを食べない・夜は10時に寝る、と聞き、Jリーグに内定する高校3年生まで守っていました。
夢を語るのは簡単だけど、単純にそんな事が出来るのか出来ないのかで、将来が決まります。
心のスタミナは非常に大切なものだと覚えておいてください。

亮太は自分自身も頑張って、いつか後輩と同じピッチに立つことを楽しみにしています。
夢を大きく持って、素直になって、心のスタミナを付けて、将来眩しいくらいに輝いてください。
それは、『君だ!!!!!!!』

※ヴィッセル神戸 和田監督のコメント(亮太の部分だけを抜粋)
今日は小川、途中から森岡という若いパワーをチームに注いでくれたというか、彼らの力もこれから使っていけるのかなという目処が少し立ったというか、よりチーム内での競争が激しくなるのではないかなと思っています。

※亮太のコメント(同じくヴィッセルHPから)
(初出場の感想は?)
スタジアムの雰囲気がすごく良かったです。良い緊張感を持つことができましたし、体も軽く感じました。サポーターの声は本当に力になります。
今日の試合でとりあえず、何かをしようという気持ちで入りました。普通にやることができましたが、もっと行けていたところはいっぱいありました。そこはまだ自分の未熟さだと思います。
僕が入ったときには結構相手のスペースもできてましたし、もっとやれたと思います。
(監督からの指示は?)
どんどん触ってボールに絡むようにと言われました。前に行くという気持ちだけを持って入りました。自分が出来ることをやってやろうと思いました。
名古屋も、前半はすごいと思いましたが、後半はそんなに差があるとは感じませんでした。チャンスでしっかり決められるというところが、差に出てるのかと思います。
(今後の課題は?)
まだ若いので課題はたくさんあります。頑張って若手でチームを盛り上げていけたらと思います。もっともっと積極的にいきたいです。
(手ごたえは感じましたか?)
自分のしたいプレーのイメージと、体の動きにまだ差があります。練習でその差をなくしていきたいと思います。
(普段はボランチでの出場が多いですが、今日は高い位置でした)
あの位置が一番やりやすいので、良かったです。監督もわかってくれているのだと思います。
(自己採点をすると何点?)
10~20点ですね。ゴールもなく、シュートもなく、チームも勝てませんでした。本当なら0点ですが、思ったよりも動けたのでこの点数です。