u12

☆2009日韓親善少年サッカー大会を終えて

2009-09-01
標記の大会は2009年8月20日に歓迎会、8月21日に1試合、22日に2試合というスケジュールで実施されました。
今回の選抜チームはFC solceu、宇治翔FC、御蔵山グーニーズの3チームで編成されました。
結果は以下のとおりです。

8月20日(木)

歓迎会

国際交流だけに緊張感ある歓迎会でした。
言葉が通じない中でも子どもたちはお互いが積極的に『友だち』になろうとしていました。
子どもならではの『見事』な光景でした。
(このような会はたくさんの方々のおかげで参加できるので、それに応える態度・振る舞いをしようと選手たちと事前に話し合いました。)

8月21日(金) 

vs大邱広域市選抜チーム 1-7

想像していたとおり『上手い』『強い』でした。
ゲームでこちらの選抜の良いところが全く出せない試合でした。
まさに面食らった一日になりました。
ただ強いチームとやっただけでは何の収穫も得られないので、次の日に向けては選手・指導者共に一丸となって戦う決意をしました。

8月22日(土)

vs大邱広域市選抜チーム 1-6
vs大邱広域市選抜チーム 1-9

得点差は初日と同じですが、試合を重ねるごとに『個人個人の特徴』が試合に良い意味で出てきました。
得点に至らないまでも、観ている人が納得できるプレーが随所に観られ、やっている選手も観ている人も楽しいと思える試合になりました。
選手個人の中にも手応えがあり、自信が付いたのではないでしょうか。
ただし、攻守にわたり最後の部分、得点を取りたい場面でのこちらの決定力、守備においても相手の個人・グループでの崩しや中距離からのシュートへの対応能力、の差は大きく、この差を埋めるためには日頃からの取り組みに『何が必要か?』を考え・実行することが、この交流に意味があります。
これからも続くこの国際交流の中で、自分たちの成長無しに継続していく意味が無く、一番の親善はお互いが切磋琢磨できる試合をすることだと思いました。

親睦会(バーベキュー)

試合と同じくらい大事なピッチの外での交流では、言葉の勉強不足を感じました。
交流のその場に立って通訳だのみ以外の部分でも、自分をアピールできる事(言葉、態度)が大切であると感じました。
しかし、この会の盛り上がりはなかなかのもので、日韓の子どもたちの『友だち』づくり、また、楽しいイベントに全員参加での交流、人と人との関わり合いは言葉だけではない部分も大いに感じました。
最後の最後まで楽しい日韓交流をありがとうございました。

※韓国の子どもはいつもボールで遊んでいます。
グラウンドで宿舎で交流会で・・・
日本では場所によって「そこではボールで遊んではいけません。」「今はボールを片付けておきなさい。」ということが多い。これは『しつけ』として大切なこと。
しかし、日本人の子どもがそれ以外のところでそこまでボールに触っているかというと疑問に思います。
上手いとか強いとかは、試合の中で表現されていますが、その基になるのは普段の行動です。
こういう『気付き』も交流の良い部分にして、今後の活動に活かしていきたいです。

※さくらとむくげの会をはじめ、たくさんの方々に支えられてこの国際親善大会が実施されました。
準備から最後の最後まで子どもたちの笑顔のためにご尽力をつくしていただき感謝します。
この素晴らしい経験は子どもたちにとって一生の宝物です。
心から感謝します。ありがとうございました。

(選抜のみんなへ)
2回の練習会、2日間の試合でやっと『個性や特徴』が分かってきたのに・・・もう解散か。
とても残念に思います。寂しさいっぱいです・・・
この経験を活かした、これからの君たちのサッカー人生に期待しています。
また会えば話をしましょう!
タイシュウ、コウタ、ヒロカ、カズマ、リュウセイ、カエデ、ノイッシキ、オオタケ、タツキ、ムラタ、オオタニ、ユウヤ、リクロウ、コウクン、コウスケ、タイメイ、マサキ、お疲れ様でした!!!